ヴィラージュ・ロワイヤル、パリの中心部に位置するラグジュアリーファッションの拠点
Royal Village(ロワイヤル・ヴィレッジ)は、パリ8区に位置する優雅なパサージュです。場所は、コンコルド広場から100mの、マドレーヌ地区の中心にあるロワイヤル通り25番地とボアシー・ダングラス通り24番地の間にあります。かつて「シテ・ベリエ」と呼ばれていたこの場所は、今では「ヴィレッジ・ロワイヤル」として知られています。
改修された歴史的なパサージュ
1990年代、建築家ジャン=ジャック・オリによってシテ・ベリエは全面的に改修されました。18ヶ月に及ぶ工事の末、往時の魅力と「村」のような雰囲気が蘇りました。歴史的建造物として保護されているこの場所の建築遺産は、見事に保存・活用されています。こうして生まれ変わったのがヴィレッジ・ロワイヤルです。
今では、一流ブランドのショップ、イベント、アートインスタレーションの舞台となっています。
ここで出会えるショップ
ファッション:クリスチャン・ディオール、アラン・マルティニエール、アン・フォンテーヌ、ブリックス、シャネル、メゾン・エムリング、エリック・ボンパール、エスケール、ナパピジリ、スマグラー
ジュエリー&美容:ル・バル・デ・コロリスト、アガサ、ベル&ロス、ルイ・エドゥアール・ル・ジュヌ
インテリア:ギ・ドゥグレンヌ
カフェレストラン:ル・ヴィレッジ
ヴィレッジ・ロワイヤルの歴史
このパサージュは1746年に開業し、今日に至るまで270年以上の歴史を誇ります。
1746年、ルイ13世の近衛隊「 musketeers(ミュゼット)」が駐屯していた建物に沿って、パサージュが整備されました。18世紀後半になると、8区は流行の最先端地区へと変貌します。人口過密となったマレ地区から、金融業者やブルジョワジーが次第に移り住んできたのです。後にヴィレッジ・ロワイヤルとなるこのパサージュは、まさにその時代に誕生しました。
アゲソー市場がこの地に移転し、果物や野菜、肉、魚、その他食料品を扱う露店が並びました。近隣の地区からも多くのパリジャンが足を運ぶようになり、左側には肉屋、右側には魚屋、パン屋、果物屋が軒を連ねました。周囲には建物が建ち並び、やがてここは都市の真ん中にある「村」へと変貌を遂げました。
1世紀後、この複合施設は「シテ・ベリエ」と名付けられました。これは、ナポレオン3世に反対したことで知られる弁護士ピエール=ニコラ・ベリエ(1757-1841)にちなんだ名称です。
都会の中の「村」、絶好のロケーション
マドレーヌ教会、コンコルド広場、ヴァンドーム広場、テュイルリー庭園といったパリの名所からほんの数歩のところに位置する「都会の中の村」。まさに絶好のロケーションです。
当初は一時的な場所として人気を博しましたが、18世紀末(1760-1785年頃)になってようやく、周囲に建物や家々が建設されました。
現代のヴィレッジ・ロワイヤル
ヴィレッジ・ロワイヤルは、パリで最も優雅なパサージュの一つです。時が止まったような場所で、常に新しい魅力が溢れています。今日では、活気溢れるロワイヤル通りからほんの数十メートル離れた静寂な空間が人気です。周辺の路地に並ぶショップと比べても、その美しさは引けを取りません。落ち着いたショッピングを楽しむには最適な場所。近くのサン=トノレ通りでのショッピングと合わせて、贅沢な時間を過ごすことができます。
少し秘密めいた、ミステリアスな雰囲気を持つこのパサージュは、豪奢な古い建物と植栽されたテラスに囲まれ、ヴィンテージな雰囲気を醸し出しています。
名だたるファッションブランドや高級ブランドの他、グループ・コステが運営するレストランもあり、試着の合間に贅沢なひとときを過ごすことができます。
近年では、エフェメラルでアバンギャルドな展覧会の会場としても注目を集めています。