ジョージ・ラルニコル・ショコラテリー – 評価 4.5
ブルターニュ発祥のジョージ・ラルニコル。同社は故郷の伝統に忠実であり続けています。生産はすべてブルターニュ、フィニステール県メルグヴァンで行われています。
混沌としたスタートと数々の異色の経験を経て、ジョージ・ラルニコルは(ためらいながらも)菓子職人へと転身しました。1993年には「フランス最優秀職人」の称号を獲得し、チョコレート、マカロン、キャラメル、飴菓子を提供。故郷ブルターニュで家業を引き継いだ後、自身の看板商品「クイニエット」を生み出しました。これは「クイニャマン」の小型版で、2012年にパリ3店舗目をオープンしています。
ジョージ・ラルニコルの価値観は、職人技と厳選された原材料に基づいており、誰もが手にしやすい価格で提供することを重視しています。品質は万人に共有されるべきだと考える同氏。ブルターニュの伝統菓子、繊細な味わいのマカロン、カカオの甘美なスイーツを愛する人々にとって、同社の商品はまさに理想的な選択肢です。
ジョージ・ラルニコルの名を広めたのは、クイニエット®です。その誕生は2003年、ブルターニュのコンタン・シュル・メール(29県)で、猛暑の最中でした。7月の暑さは作業場のオーブンによってさらに厳しくなり、チョコレートはおろか、砂糖の塊まで溶けてしまうほど。そのため、ラルニコル社は売り上げを伸ばす新たな目玉商品を緊急に見つける必要に迫られていました。8月にはさらに暑さが増すと予想されていたため、そのニーズは一層高まりました。そこでジョージ・ラルニコルは、ブルターニュの伝統菓子「クイニャマン」を小型にしたクイニエット®を考案しました。手軽に食べられ、手頃な価格で、あらゆる用途に合わせられるこの商品は瞬く間に人気を博しました。2016年以降、クイニエット®は塩味バージョンでも展開されています:ペスト、オリーブ、パルミジャーノ、ロックフォールとクルミ、バジル、ロスコフ産タマネギ(AOP)など。アペリティフに最適です。
注:2003年の夏には、このほか「ブール・ア・ジョジョ®」と「ムムット®」(小さなフレーバード・メレンゲで、店舗で販売中)も誕生しました。ラルニコル社にとって、まさに新商品ラッシュの夏となったのです。